2017年9月10日

 

 

1Q

2Q

3Q

4Q

高槻中学

 0 0 7

7

関西学院中学

0

 0

3

0

3

  春の悔しい負けから4か月、秋の初戦は関西学院中学部との対戦となった。

同じブロックには、立命館宇治と立命館守山も入っており、厳しいブロックを勝ち上がるための戦い

が始まった,

【前半】

 

 コイントスに勝った関学が前半レシーブを選択し、高槻のキックオフで試合開始。自陣30Yからの

関学最初の攻撃は、細かいランとパスでダウンを一回更新され、50Y付近まで進まれたものの

相手のロングパスを何とか防いでパントに追い込んだ。

 自陣42Yから今度は高槻の攻撃。しかし、1stダウンでの大きなロスが響いて3&アウトに終わる。

 自陣25Yからの関学2回目の攻撃。中央のランプレイでダウンの更新を1回許したものの、

その後は塚本君のQBサックなどでシャットアウト。再びパントに追い込んだ。

 自陣40Yからの高槻2回目の攻撃、小野田君のランで5Y進んだところで第1Qが終わった。

 

第1Q終わって0-0。

 

 第2Qに入って、QB千森君の5Yランでこの日初めてダウンを更新した高槻は、

塚本君のランプレイでさらにゲインしたものの、勝負どころのパスが決まらず、再びパントとなった。

 自陣25Yから関学3回目の攻撃。ここで関学に38Yのロングパスを通され、一気に攻め込まれて

しまう。その後も2度、3rdダウン10まで追い込むもの10度とも10Yのパスを通され、

レッドゾーンまで進入されてしまう。その後、ゴール前5Yまで押し込まれた高槻だったが、

ここでビッグプレイが飛び出す。関学が連携ミスでファンブルしたボールを、DL小島君が

素晴らしい反応でリカバーし起死回生のターンオーバー。その後時間を消費し前半が終了。

 

前半第2Q終わって0-0.

 

 

 

【後半】

 後半は高槻のレシーブから。

 小野田君のナイスリターンで自陣30Yから攻撃開始。ここでついに小野田君のラン、

TE松本(和)君へのパスが炸裂して2度ダウン更新、相手陣へと進入した。そのままいきたいところ

だったが、続く50Yライン付近からのパスを関学にインターセプトされて攻守交替。そのまま一気に

リターンされてエンドゾーンまで運ばれてしまう。関学先制のTDと思われたが、関学の

リターンチームにホールディングの反則があってTDは成立せず、ゴール前11Yからの関学

の攻撃となった。

 レッドゾーンからの守備となったが、ここでがんばったのが、上田君、小島君、勝久君、

高畑君らDL陣。関学のランをストップしてTDを許さない。しかし、関学もきっちりFGの3点を決めて

試合が動いた。(0-3)

 反撃したい高槻は、自陣35Yから攻撃開始。RB小野田君の24Yランでダウン更新。続いて

QB千森君が中央をついて2Yゲインしたところで第3Qが終了した。

第3Q終わって0-3関学リード

 

 勝負の第4Qが開始。高槻はパスが決まらずパントとなるが、まずまずのパントで

陣地を挽回し、続く関学の攻撃は自陣15Yから。ここで再び頑張った高槻ディフェンス。

高畑君、小野田君が相手ランプレイをナイスタッチでストップ。3&アウトに追い込んで

相手陣40Yからの高槻の攻撃に繋いだ。

 残り時間約5分。逆転を目指して攻撃開始。いきなり4thダウンに追い込まれたが、4thダウンの

パスプレイ中に関学にパスインターフェアの反則。15Y進んで25Yから1stダウン10。

しかしここでも惜しいパスが決まらず、再び4thダウン。松本(和)君を狙ったパスはキャッチ

できなかったが、ここでも関学にインターフェアの反則。相手陣15Yから1stダウンを獲得する。

しかし相手守備も固く、逆転TDは奪えずにゴール前で攻守交代となる。

 残り2分を切って、自陣のゴール前からの関学の攻撃。

まだまだあきらめていない高槻は、守備陣が関学ランプレイをシャットアウト。タイムアウトも使い

切って時間を残し、残り時間50秒で関学のパントとなる。1度は関学に深く蹴りこまれて厳しくなった

と思われたが、関学の反則で4thダウンパントのやり直し。ここで高槻にビッグプレイ。右サイドから

小野田君がものすごい勢いでラッシュし、関学のパントをブロック。ボールはエンドゾーン内を転々。

ボール目がけて両チーム入り乱れるが、最後にこのボールを確保したのは、この日も攻守両面の

ラインとしてチームを支え続けた上田君。逆転のTDとなって、6-3。千森君のPATキックも見事に

決まって7-3、ついにゲームをひっくり返した。この時残り29秒。

 この後の関学の反撃を抑えきってそのまま高槻が勝利。

7-3高槻勝利で試合終了。

 

 

チーム全体の執念で掴んだこの勝利をスタートとし、頂点目指してシーズンを駆け抜けてほしい。