1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
|
高槻中学 |
0 | 0 | 0 | 7 |
7 |
関西学院中学 |
0 |
0 |
3 |
0 |
3 |
春の悔しい負けから4か月、秋の初戦は関西学院中学部との対戦となった。
同じブロックには、立命館宇治と立命館守山も入っており、厳しいブロックを勝ち上がるための戦い
が始まった,
【前半】
コイントスに勝った関学が前半レシーブを選択し、高槻のキックオフで試合開始。自陣30Yからの
関学最初の攻撃は、細かいランとパスでダウンを一回更新され、50Y付近まで進まれたものの
相手のロングパスを何とか防いでパントに追い込んだ。
自陣42Yから今度は高槻の攻撃。しかし、1stダウンでの大きなロスが響いて3&アウトに終わる。
自陣25Yからの関学2回目の攻撃。中央のランプレイでダウンの更新を1回許したものの、
その後は塚本君のQBサックなどでシャットアウト。再びパントに追い込んだ。
自陣40Yからの高槻2回目の攻撃、小野田君のランで5Y進んだところで第1Qが終わった。
第1Q終わって0-0。
第2Qに入って、QB千森君の5Yランでこの日初めてダウンを更新した高槻は、
塚本君のランプレイでさらにゲインしたものの、勝負どころのパスが決まらず、再びパントとなった。
自陣25Yから関学3回目の攻撃。ここで関学に38Yのロングパスを通され、一気に攻め込まれて
しまう。その後も2度、3rdダウン10まで追い込むもの10度とも10Yのパスを通され、
レッドゾーンまで進入されてしまう。その後、ゴール前5Yまで押し込まれた高槻だったが、
ここでビッグプレイが飛び出す。関学が連携ミスでファンブルしたボールを、DL小島君が
素晴らしい反応でリカバーし起死回生のターンオーバー。その後時間を消費し前半が終了。
前半第2Q終わって0-0.
【後半】
後半は高槻のレシーブから。
小野田君のナイスリターンで自陣30Yから攻撃開始。ここでついに小野田君のラン、
TE松本(和)君へのパスが炸裂して2度ダウン更新、相手陣へと進入した。そのままいきたいところ
だったが、続く50Yライン付近からのパスを関学にインターセプトされて攻守交替。そのまま一気に
リターンされてエンドゾーンまで運ばれてしまう。関学先制のTDと思われたが、関学の
リターンチームにホールディングの反則があってTDは成立せず、ゴール前11Yからの関学
の攻撃となった。
レッドゾーンからの守備となったが、ここでがんばったのが、上田君、小島君、勝久君、
高畑君らDL陣。関学のランをストップしてTDを許さない。しかし、関学もきっちりFGの3点を決めて
試合が動いた。(0-3)
反撃したい高槻は、自陣35Yから攻撃開始。RB小野田君の24Yランでダウン更新。続いて
QB千森君が中央をついて2Yゲインしたところで第3Qが終了した。
第3Q終わって0-3関学リード
勝負の第4Qが開始。高槻はパスが決まらずパントとなるが、まずまずのパントで
陣地を挽回し、続く関学の攻撃は自陣15Yから。ここで再び頑張った高槻ディフェンス。
高畑君、小野田君が相手ランプレイをナイスタッチでストップ。3&アウトに追い込んで
相手陣40Yからの高槻の攻撃に繋いだ。
残り時間約5分。逆転を目指して攻撃開始。いきなり4thダウンに追い込まれたが、4thダウンの
パスプレイ中に関学にパスインターフェアの反則。15Y進んで25Yから1stダウン10。
しかしここでも惜しいパスが決まらず、再び4thダウン。松本(和)君を狙ったパスはキャッチ
できなかったが、ここでも関学にインターフェアの反則。相手陣15Yから1stダウンを獲得する。
しかし相手守備も固く、逆転TDは奪えずにゴール前で攻守交代となる。
残り2分を切って、自陣のゴール前からの関学の攻撃。
まだまだあきらめていない高槻は、守備陣が関学ランプレイをシャットアウト。タイムアウトも使い
切って時間を残し、残り時間50秒で関学のパントとなる。1度は関学に深く蹴りこまれて厳しくなった
と思われたが、関学の反則で4thダウンパントのやり直し。ここで高槻にビッグプレイ。右サイドから
小野田君がものすごい勢いでラッシュし、関学のパントをブロック。ボールはエンドゾーン内を転々。
ボール目がけて両チーム入り乱れるが、最後にこのボールを確保したのは、この日も攻守両面の
ラインとしてチームを支え続けた上田君。逆転のTDとなって、6-3。千森君のPATキックも見事に
決まって7-3、ついにゲームをひっくり返した。この時残り29秒。
この後の関学の反撃を抑えきってそのまま高槻が勝利。
7-3高槻勝利で試合終了。
チーム全体の執念で掴んだこの勝利をスタートとし、頂点目指してシーズンを駆け抜けてほしい。
高槻アメフトWILDEAGLES