新人戦初戦は、箕面自由学園高校に27-13で勝利しました。昨秋も大阪3位の伝統強豪校との対戦でしたが、ライン陣の奮闘でランブロック、パスプロテクションで優位に立ち、効率良く得点を重ねることができました。

試合経過

＜1Q＞

高槻キックで試合開始。膠着状態が続き、箕面自由、高槻、箕面自由とパントとなって時間が経過していたが、センターライン付近からの高槻の攻撃シリーズで、3百北君から19平井君へのロングパスが見事に決まり、一気にタッチダウン。待望の先制点！1西村君のキックも入り、7-0とリード。攻撃ライン陣の57藤井君、77大川君、72池田君、65中君、74伊達君もがんばっている。

　直後のキックオフリターンも、24大矢君の気迫のタックルで止める。しかし、1stダウンを更新され、3rdダウン・1ヤードとなったところで1Q終了。

＜2Q＞

試合再開後、再び1stダウンを更新され、ロングパスも決められる。最後はランでタッチダウン。キックは失敗も、7-6と追い上げられる。

　反撃開始。19平井君のナイスキックオフリターンで、高槻攻撃は自陣40ヤードから。20巽君のランで前進を続け、1stダウンを獲得。2ndダウン・9ヤードの状況では、3百北君から8山元君へのパスが決まり、再び1stダウンを獲得。さらに20巽君約30ヤードのロングランで、ゴール前4ヤードへ迫る。1stダウンから20巽君が走り込んでタッチダウン。高槻勢いを持ってリードを広げる。1西村君のキックも成功し、14-6。

　箕面自由の攻撃シリーズでは1stダウンを更新されたが、57藤井君、74伊達君のナイスタックルなどもあり、その後はパントに追い込む。再び高槻の攻撃だったが、こちらも前進できずパント。前半残り1:11、敵陣43ヤードから箕面自由の攻撃。ランとパスでじりじりと進まれるも、再び57藤井君、49荻田君のナイスタックルがあり、タッチダウンはなんとか阻止。フィールドゴール狙いであったが、スナップミスがあり、追加点は0に抑えた。前半は14-6で終了。

＜3Q＞

後半は高槻レシーブで試合再開。19平井君のキックオフリターンはまたしても素晴らしく、自陣４７ヤードから攻撃開始。2中畑君のブロックも効いていた。20巽君のラン、ランで敵陣6ヤードまで迫り、最後も1stダウンから20巽君のランでタッチダウン。ランで相手を翻弄し、20-6とする。

　箕面自由の攻撃は、24大矢君のQBへのタックルなどがあり、パントに追い込む。高槻自陣25ヤードからの攻撃。3百北君から8山元君へのパス、20巽君のランで前進を続けていたが、2ndダウン・8ヤードからのパスはインターセプト。高槻陣38ヤードから相手の攻撃となる。24大矢君、80戸澤君のナイスタックルなどで前進を阻み、4thダウン・2ヤードで3Q終了。

＜4Q＞

高槻陣30ヤードから試合再開。1stダウンを更新され、その後もランで前進される。ゴール前で相手のダイブを二度は跳ね返したが、3rdダウンからタッチダウンを奪われる。キックも決められ、20-13。

　ただこの後の高槻には、昨秋からの成長が見られた。キックオフリターン後、高槻自陣31ヤードから攻撃開始。試合時間は残り6:41。19平井君のランで1stダウンを獲得し、再び19平井君のラン、8山元君へのパスで1stダウンを更新。敵陣34ヤードへ。その後も、20巽君、19平井君のランで前進と1stダウン更新を重ね、最後は敵陣3ヤードから、20巽君が密集をかき分けるようにタッチダウンラン。ライン陣と一体となった素晴らしい追加点だった。1西村君のキックも成功し、27-13。この時点で残り37秒、相手の攻撃もあったが、そのまま試合終了となった。

　強豪相手に、終始リードを保っての勝利でした。昨秋に大敗を喫した大阪学芸高校との新人戦第２戦にも期待できます。　（Ｔ）